スタートアップからの経営コンサルティング

 

庄司桃子 起業向けブログ

2019年

3月

18日

起業しよう、と思った瞬間にホンネが出てくる


多くの起業相談を受けていて、コンサルではなくカウンセリングになることが多々あります。

こんなビジネスモデルを考えました、
こういったことをしたいんです!
夢をあれこれ語ってくれます。

仕事を選べるとか、時間をコントロールできるとか、お家で仕事したいとか。

私、あえてネガティブなことを繰り出します。

その仕事だとこんなクレームがあるあるだけど、どう対応するんですか?とか。


本気でやろうとする方はちゃんと答えてくれます。

が、そうじゃない方は黙ります。

つまり、自分の都合に合わせてビジネスモデルを作る、というか妄想してるんですね。
根っこには今の自分の置かれた状況に対する不満があるわけで。

ただ、残念ながらその不満が起業という手段で解決できるとは限らないのです。

特に自分のできること、できそうなことが限定されていて、その範囲で起業したい、という方は要注意です。
これはできない、あれもダメ、となりいつまでもお客様がついてこれません。

何かを捨てないと、起業はできないのです。


2019年

3月

15日

この案件、安くても引き受ける?


スタートアップのときに迷うのが、それなりの会社から案件の打診がきたものの単価がかなり安いというケースです。
ウェブ制作とかセミナー講師、工事業などに多いですね。

スタートアップしたばかりで継続的な受注がわからないため迷います。
断ったらこの会社からの受注はみこめないし、ほかから打診があるとは限らないから受けるか。
でも、一旦受けると値上げはできないしなぁ……

ここで引き受けるのか、それとも価格が合わないので、と突っぱねるのか。


外注費とか材料費が発生する業種の場合は、下手に受けるとこちらの支払いが厳しくなるのが目に見えてますので、価格交渉です。

問題は講師業とかプログラマーとかデザイナーといった職種です。
自分一人が我慢すればいいのですからね。

さて、依頼が来たら価格交渉をしてできるだけ単価を引き上げるべきか、提示した価格で引き受けるべきか。


状況によりけりですが、コンサルに発注する立場でもある私の見解は、価格交渉は避けることをお勧めします。

というのはスタートアップしたばかりの方は、頼む方もおっかなびっくりなんです。
成果物のレベル感も分からないし、進め方も不明だし。
何より信頼できる方からの口コミ情報が少なすぎる。

つまり、価格を高めることの裏付けには自分の市場価値があるのです。
自分の価値が低い、もしくは認められていない中で、高価格で提案してもそりゃ無理というもの。

自分の市場価値が高まるまで、低価格で我慢するのも一つの戦略です。
市場価値が充分に高まった時に、必ず自分の希望の価格で依頼するお客様がいるはずです。





2019年

3月

11日

法人作った方がいいですか?


創業セミナーや相談を受けていてよく聞かれるのが表題の質問。

ネットで検索しても、ピンとくる回答が見当たらないからですね。

実は答える方も困る質問なのです。
なぜなら本人のビジネスモデルによって法人かどうかの判断が異なるためです。

で、私の経験からですが判断基準をまとめました。

1. それなりの大きな会社と取引をする
とくに上場している会社の中には決算書や登記を提出して、というところもあります。
法人にしなかったばかりに、取引できなかった!という場合もあるのです。


2.多店舗展開、複数事業展開を視野に入れている
店舗別、事業別の収支把握は個人事業主でもできなくはないですが、やはり限度があります。
生活費と会社のお金を明確に分けきれないのです。
何よりお金を借りるとき、金融機関からあまりいい顔をされません。


3.個人のお金と会社のお金はしっかり分けたい!
法人にすることでしっかり分かれます。税理士さんという第三者の視点が入りますし。個人事業主だと生活費となかなか分けられないのですよね……
私の話で恐縮ですが、法人成りした時にお金に対する考え方が大きく変わったのはびっくりしました。会社のお金には気軽に手をつけられないし、会社の経費になるかどうかを常に意識するようになりました。


法人は節税になるから有利に……という話をされる方もいらっしゃいますが、そもそも節税するほど儲かればいいのですが笑(目安は売上ではなく所得の低いベースで500万円らしい)

とはいえ、その意気込みは大切

法人設立には株式会社の場合20万円から25万円はかかりますし、手続きがちょっと大変なので司法書士に頼むとさらに報酬が発生します。


ということで結論は、個人事業主から始めてもわりとなんとかなる!ということなのです。
税務署に開業届出すだけですからね。

法人にするか迷うより、どうやって顧客を開拓するのか、サービス内容の詳細を詰める、起業にかかる経費を計算することをお勧めしてます。




2019年

3月

06日

コミュニティ作りの起業はうまくいかない


地域のコミュニティを作ろうとする動きが盛んです。
地元の人の集まる場を作り、地元が抱える問題をみんなで解決しよう、という集まりですね。

そしてよくあるのが、土地や自宅が空いてるのでコミュニティカフェやレンタルスペースを開きたい、というビジネスモデル。

考えつく方は大勢いて、その中でちょこっと資産を持ってオープンした方がそれなりにいらっしゃいます。

が、オープンした方で事業が軌道に乗ってる方はなかなかお目にかかりません。

コミュニティカフェで平日昼間から集まるのは高齢者か子育て中の親御さんたち。
人生の中でもっとも自由にお金を使えないターゲットかもしれない。
しかもコミュニティ作りそのものに対価を払うという考えはないわけです。
出てくるちょっとしたお茶とか軽食に数百円、頑張って1000円払うくらい。

他のビジネスモデルを当て込んで収益が出れば良いのですが、そもそもお金を出さないターゲットですからね……よっぽどの付加価値がないとお金は出さないんですよね。
余談ですが、コミュニティスペースを作った方の大半が利用者から「値段が高い」と言われて凹んでます(安易に値下げしたらダメ!ぜったい!!)


こんな状況なので、自分の貯金を持ち出しです。
問題はいくら持ち出してるのか、いくら赤字なのか把握してないことが多いのです。
人を集めてコミュニティを作ることに夢中になり、気がついたらお金がない!なんてことが多いのです。

もう一つは、コミュニティに力を入れすぎて、そのほかのことをおろそかにしてしまいます。
本業をおろそかにして収入が下がってしまったり、家庭内の人間関係のいざこざが発生したり……。
同じ意識を持つ方であれば、コミュニティ活動に賛同してくれますが、そうではない方も大勢いますからね。


地元のコミュニティづくりの必要性が叫ばれてます。
ただし、その基本はみんなが無理のない範囲で少しずつ持ち寄ること。
本業は決しておろそかにしないでくださいね。



2019年

3月

05日

今の暮らしはどこまで壊せますか?


起業したいという方とお話しして、さぐり出そうと心がけてることがあります。

それは、どこに執着しているのか。

自分を変えたい、起業したい!という話を聞いた後、よくよく面談進めると何かしら執着していることがあるのです。

よくあるのは、子供の面倒はしっかり見たい。

起業した方が時間管理が自分でできると勘違いしてるパターン。
お客様は子供の都合に合わせてくれなくて、無理して子供に合わせていると、お客様にアクセスできない!と、悩む起業済みのお母さん、ホント多いです。
(両立しているお母さんもいますが.それはまた別の時に)


そのほか、お世話になったからこの集団(協会とかサークルとか)から抜け出せません、とか。
周りから見てると、いや、その集団が足引っ張ってるでしょ。どれだけ自分の時間を割いてるんですか?


安定を求めて執着した結果、伸び悩むのです。

起業して経営するとは常に自分自身が変わり、周りの変化についていくこと。
次々と自分が脱皮しないと、その先はない世界なのです。




2019年

3月

01日

起業したら今の友達は少なくなります


ものすごく久しぶりに会った友人。
あんなに仲が良かったのに、話が合わない、ということはよくある話です。

特に自分が経営者となり、相手が会社員とか主婦となるとなおさら合わなくなることがあります。
(趣味とか子供とか共通の話題があれば別ですが)

これは、起業すると会社員では経験しないことを多々経験し、その苦難を乗り越えて自分が違うステージにいるから。

相手は全く変わってないのですけどね。
なので、以前と変わらない相手の考え方にイラついてたり、気分が悪くなるのは仕方がない。
(表に出すと気まずくなりますので要注意!)

この状態を感じたら、その相手とは距離を置きましょう。会うな!とは言いませんが、残念ながらステージが違うんです。

そしてできるだけ、この人、私よりレベルが高い!と思える方々とお付き合いしてほしいのです。

今いる集団に安住するのが一番危険。
周りの残念な方々に足を引っ張られますから。



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2019年

2月

25日

価格の付け方は本当に迷います


割と起業相談で聞かれるのが価格の付け方。
ホント迷いますね。

商品力がある方でも、え?こんなに安い??という価格をつけていたり。

逆に、えー、ちょっとそれは高くない?という方もいたりして。


価格の決め方ですが、1ヶ月あたり自分にいくら入るのかをベースにしてほしいのです。

商品ごとに発生する原価や外注費(いわゆる変動費というやつです)を差し引いて、毎月フル稼働したら、残るお金(粗利益ですね)はいくらになるのか。

当然、そのお金から人件費とか家賃が引かれていきますが、まずは粗利益をざっくり計算してください。

はたしてそのお金で自分が納得できるかどうか。
起業したら休みなし!という環境におかれますが、それを差し引いても充分と思えるかどうかです。


さらにフル稼働するために何人集客しなければいけないのかを検討します。
1日あたり3人の集客、楽勝!じゃないですよ。
3人×営業日数分の来客を見込まないと。
継続してお客様に来てもらうのは時間も手間もかかります。
起業して生き絶える方は、その集客ができない方なのです。


さらにこの価格で高いかどうか、周りに聞いてみましょう。
できるだけ、この方にお客様になってほしいなーという方を選んでヒアリングを。
気をつけてほしいのはターゲットがお子様がいる主婦の場合。
自分の興味ないものに対しては、なんでも高い!と言い続ける方がいますので、振り回されないでくださいね。


そして最後は覚悟を決めること。
自分の提供するサービスはこれくらいの価値がある!と断言しちゃいましょう。

価格が決まらないのは、結局自分の価値に対して自信がないから、なのです。


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