5Sが経営に及ぼす影響ということ

コンサルタント、中小企業診断士の庄司桃子です。


5Sという言葉があります。
整理、整頓、清潔、清掃、しつけ、の略。
不要なものは捨てて、残ったものを取り出しやすいようにしまい、常にきれいに保ちましょう、ということです。
製造業や小売業では耳タコかもしれませんね。

この5S、ものを探すような時間短縮につながるので大切、ということです。

が、それだけに留まらないのが5S。
これだけでコンサルやってる方もいるほどです。

一つ目の理由は、
「もしもし、ハナちゃん?今日、嫁さんが病気で会社に行けなくなっちゃってさあ。机の右側に山積みになってる書類の上の方にO工業さんへの見積もりあるからさぁ、郵送してもらえないかなぁ」

「え、どこにあるかわからない??えーと4、5枚くらいめくってもらって、そのへんにない?………えー、わかんないかぁ、じゃあさ、今から口頭で伝えるからハナちゃん見積もり作ってよ」

はい、ハナちゃん激怒してもいいですよ〜。
一番の問題は情報の共有ができないんです。個人プレイに陥り、組織としての体をなさなくなります。


もう一つの理由は。。。
「社長、いつもお世話になっております!XX銀行のヤマダです。担当替えとなりご挨拶に伺いました!いやー、駅前立地で素晴らしい事務所ですねぇ……あ、その辺に座ってくださいと。ではでは、このあたりの荷物、どかしてもいいですかねぇ。あ、窓際にトロフィーがたくさんありますが、ゴルフですか?ほぉ、アベレージで100を切る?それはそれはすごいですねぇ」

「はぁ。この数年赤字続きで、多少のお借り入れが必要、と。受注は見込まれるんですかねぇ………あ、先方の社長様と、口頭でお話されたんですね、そうですかぁ………」

銀行のヤマダさん、恐らくお金は貸しません。
経験則でヤマダさんは知ってます。片付いてない会社は資金繰り管理もずさんなことを。
そして貸した直後に社長から返済できない!という泣きの電話が入るであろうことを。