補助金は取ればいいってもんじゃないということ

先日採択が発表されたものづくり補助金。
生産性の向上とか革新的なサービス提供のために新しい機械設備を導入するにあたり、最大1000万円の補助金を出すというものですね。

小規模事業者や個人事業主の方には、小規模事業者持続化補助金というのもあります。
こちらは販売促進のための費用に対して最大50万円の補助金。
補助金の場合、申し込みには事業計画が必要になります。
さらに誰にでも補助金は出るわけではなく、優れたビジネスプランが採択されるので、みなさん躍起になります。
しかし、補助金は採択された後に落とし穴があるんです。


その1 先立つお金がない!
補助金は、指定された期間内に支払った設備投資や費用に対して後から支払われるんです。
だから資金繰りがきびしい会社は、何もできずにみすごしということもあります。
予め銀行に言っておけば借入でなんとかなるんですがそれを怠るとタイミング逃すんですよね。


その2  書類を揃えるのが面倒!
採択されて補助金をもらうまで、事務局からあれこれ書類を求められます。
これがまぁ、めんどくさいんです
小規模事業者持続化補助金に採択された事業者さんのほとんどは、もうやらない!という方が多いですね。


その3  組織風土が緩む!
実はこれが一番の問題かもしれません。
補助金の入金はたいがいが「雑収入」で計上されます。
なので法人税(個人の場合は所得税)が一気に増えます。
この事態を避けるために、費用を使うんです。
普段なら買わない備品とか、新車とか、旅行に行って旅費交通費を計上とか(やったらダメだけど)
いったんお金をじゃぶじゃぶ使うと元のケチケチに戻るのに時間がかかります。
なので組織風土が緩むんです。



補助金はタダでもらえるお金。
もらえるのはうれしいものですが、その弊害もあるということをしっかりと押さえてほしいですね。