ITより手書き


業歴の長い会社にコンサルに行くと、
手書きで現金出納帳!とか
手書きで売上台帳!!
とかやってるところもまだまだありまして。

これらの手書き資料をまとめないと事業調査が進まないので、ぽちぽちとエクセルで入力するんですが。

あー、いまさら手書きってなんだよぅ
QRコードでスキャンの時代に〜

とキレて、思わずIT化の改善提案を盛り込みそうになります。


が、これってコンサルの都合であって、会社のためではないんですよね。

冷静になって、まて、落ち着け自分。
経理担当の奥さん、パソコン苦手じゃないか。
ぜっったい、続かないぞ。

と自分をなだめるわけです。


さて、一方で手書きからIT化にシフトした会社もあります。

それで業務は効率化されました。
手書きの時間が減ったわけだから当然なんですが。


一方で売上は落ちたんです。

いままで、手書きで日々の売上とか客数とか重要なデータを毎日書いてたんですよね。
そこで、動機付けができていました。

が、IT化して売上自動集計になった途端、その習慣がなくなった。
売上データはいつでも見られる、と思うと、毎日見なくなります。

で、目の前の業務に追われるようになり、売上数値への認識が甘くなったというわけです。


だから、手書きのアウトプットって実は大切なんです。
カレンダーに手書きの売上書きだす、
この作業だけでもうっすら今後の戦略とか方針を考えることにつながるんです。