資金調達の基本はお金を貯めること

創業スクールやセミナーで受講者が一番身を乗り出して聴くテーマの一つが

「補助金や助成金のはなし」です。

申請したら国や市町村からお金がもらえるのだから、そりゃあ身を乗り出しますよね。

 

で、問題なのは補助金を当てにする方がいらっしゃるのです。

例えば中小企業庁の「創業補助金」。

これ、起業する前の方が対象で、すでに創業した方は対象外なんです(今年度はどうなるかはわかりませんが)

そのため、創業補助金を申し込みたいために、創業時期を遅らせたい、という相談を持ち掛ける方が。

そんな受かるかどうか分からないようなものを当てにしてどうするの!!と声を大にして叫びたい。

さすがに大人なので叫ばないですよ。淡々と採択率の低さを説いてあきらめさせますが。

 

それともう一つ。補助金、助成金は期間中に使った費用に対して後からお金が支給されます。

ということは、結局何かしらの手段で発生する費用を用立てなければいけないのです。

用立てできない場合は、補助金が出ないだけではなく、そもそもの事業が進みません。

 

もちろん銀行から借りるという手段もありますが、無一文の創業者には危なっかしくて銀行はそれほど貸してくれません。

というか、無一文の創業は「ほんとにやる気あるの?思い付きではないの?」と評価されます。

 

結局のところ、本気で起業するためにはコツコツと資金をためることが求められます。

コンサルとか講師など資金がなくても身一つで起業できる場合も同様です。

最初からすぐに仕事が入るとは限りませんから、3か月から半年くらいの生活費は貯めておく覚悟が必要なのです。

 

起業で一番恐ろしいのは、お金が無くなり、事業が進まないだけではなく、自分の生活もむしばまれること。

お金がないと、焦ります。正常な判断ができません。精神もむしばまれます。

十分な資金をもってスタートアップしたいものです。