民泊で起業するための条件


最近増えているのが、民泊で起業。
所有しているご自宅で空いている部屋があるから、旅行者に使わせよう、というところから始まってます。
空いてる部屋の有効活用、ということで素晴らしい発想です。airbnbなどのポータルサイトで口コミ評価もチェックできますからね。

しかし、昨年から自治体による民泊の規制が厳しくなり、廃業せざるを得ない事業者が増えています。
そのせいか、田舎の空いている古民家を購入して、民泊を展開しようとお考えの方が増えてます。

ここで問題は、購入のための資金。
田舎なので土地の価格はほとんどつきません。つまり住宅ローンが組めないのです。
というか、事業目的の物件にもかかわらず、住宅ローンを組もうとすると、金融機関からNoと言われます。

そこで、返済期間がおよそ7年から10年返済の事業向け融資に切り替えることになります。
ちなみに1,500万円の物件を10年返済で購入した場合。事業向け融資は金利含めて月々150,000円程度の支払いです。

さらに運営にあたり、光熱費とか人件費とか材料費とか諸々経費がかかります。仮に返済含めて月600,000円としましょうか。

仮に一泊5,000円の宿泊料金で設定した場合、月120名のゲストを呼ばないと赤字になります。
そして物件はそもそもふつうの住宅です。広さや部屋数によりますが、泊まれる人数に限界があります。また民泊の場合は営業日数も限度がありますしね。

では単価をあげてみましょうか。7,000円?
近隣には従来からある旅館やホテルがあるわけで、当然設備やサービスはある程度揃っています。

競合と比べて圧倒的な何かがないと勝てないんです。ホストの人柄とか、宿のホスピタリティとか、他にはない体験イベントとか。

それと情報発信力。海外ゲストまで届くような情報を常にSNSで発信して、数多くのいいね!をもらえるのか。


そこまでやって、苦労して、手元に残るのはごくわずか。片手間では決してできません。
投資目的では厳しくて、よほどの覚悟が必要です。

だからこそ伝えたいのは、民泊は空いている自宅の活用、が大原則、ということです。
都内ならまだしも、地方の場合は特に!なのです。